白内障の最新治療といえばやはり、多焦点眼内レンズでしょう。
AlconというメーカーのReSTORという多焦点レンズがあります。
この写真で波紋のように見える模様が多焦点を可能にしています。
多焦点眼内レンズは厚生労働省の認可は受けましたが、保険適応についてはまだ認められていないため、多焦点レンズを希望の場合は自費となります。
(1レンズ当り:36万円)
このほかにも様々なメーカーからレンズは発売されています。
【屈折型】
レンズ部分に同心円状に遠用・近用と異なる屈折力の部分が交互に繰り返される構造を持ちます。屈折型多焦点眼内レンズとしてReZoom(AMO社)、Lentis M plus(Oculentis社製)があります。
【回折型】
回折型多焦点眼内レンズとしてTecnis multifocal(AMO社)、ReSTOR(アルコン社)、Acri Lisa(Carl Zeiss Meditec社製)があります。
どれがいいのかは、手術前にライフスタイルや希望する見え方を医師に伝え、屈折型や回折型の眼内レンズの選択含めて、十分な説明を受けた上で手術をしましょう。